囲炉裏を作っているので、自在鉤をDIYすることにした。
自在鉤というのは、囲炉裏の上からぶら下がっている棒で先にフックがついているもの。そこに鍋ややかんをひっかけて温める。この棒には留め具がついていて、棒を上下させることができるから自在鉤。上下させることで下で燃やしている薪に近づけたり遠ざけたりして鍋に当たる火力を調節することができる。
用意したものは、竹と木の棒、建築端材、ハンガー、100均のシュロ縄とフック。
まず竹を適当な長さに切って、鉄の棒を使って内部の節に穴をあける。
次に建築端材で留め具を作る。留め具は普通、魚のかたちをしているのだが、当方鳥取県民なので鳥にすることにした。ジグソーを使って端材を鳥のかたちなるようカットしていく。
鳥の頭に木の棒を通すための穴をあける。大きい穴をあけるためのドリルがなかったので木の棒を通す大きさの穴を空けるのに手間取った。
棒の先端部にどうやって鍋をかけるようのフックをとりつけようかと思案して、穴を空けハンガーを通すことにした。この針金にフックをひっかける。
あとは鳥の尾と竹をシュロ縄で結びできあがり。
吊り下げ鍋もDIYした。
楽天やアマゾン、メルカリ、ヤフオクで調べてみたけどけっこう高いんだよな~。
自在鉤も最初購入しようかと思ったが、アンティークものだけあって数千円する。吊り下げ鍋も数千円する。だからどっちもDIYした。自在鉤はフックとシュロ縄で計220円でできたし、吊り下げ鍋はそこらへんに転がってた鍋とハンガーでできたので0円である。鍋の取っ手をとり、そこに分解したハンガーをとりつけただけの簡単な鍋。
最近気づいたんだが、ハンガーって実はDIYにおいてかなり汎用性が高い。太陽光パネルをとりつけるときも役に立ったし、今回の吊り下げ鍋にも役に立ったし、自在鉤のフックをひっかけるやつを作るときにも役に立った。