築80年の馬小屋をリノベーションして住める状態にしたい!
まずは屋根の上にはびこっていた蔦をはさみでじょきじょき切っていった。屋根には一部穴が空いているので下に落ちないように頑張った!以前は甲子園も真っ青になるくらい屋根の上にはつたが生い茂り葉っぱで屋根が覆われている状態だった。今年は雪がすごくて葉っぱが全部枯れ、つたのみの状態になったが、今日屋根にあがってみてみると、つたにはすでにつぼみができていて驚いた。植物の生命力はすごい!あと、馬小屋の横から生えていた木が成長していって屋根の下を這って上に到達、今度は屋根の上で勢力を拡大していた。屋根の上にはつたがはびこり、そこに落ち葉がたまり、そしてそれらは土になっていた。このようにして植物は自分たちの国をつくっていくのだ。
上はかたづいたので、中を整理していく。
80年前この家をたてた人は、この建物を馬小屋兼倉庫として使っていたらしい。
改めて見るとひどいな…
ごみだらけだし、ネズミかなんかの糞だらけ、すきまから笹が生えている。
いや、元の人からみれば大切なものばかりだったかもしれないが、結局放置したまま他界しダメになってしまったものばかりだからやっぱりゴミだ。たくさんの衣類や食器類、本、ぬいぐるみ、ミシン台、ボウリングの球、車の部品、こどものおもちゃなど。
なぜかペットボトルとかもとってある。以前仕事で空き家を片づけたときもそうだったが、昔の人は本当になんでもとっておきたがるようだ。物資が不足していた時代を生きていたから、とにかく何でもモノをためこんだのだと思うが、ためこんでためこんで結局片づけもしないまま死んでしまうのは、後の人からしてみればずいぶん迷惑である。
鳥でさえ立つときは跡を濁さないのだから、ちゃんと片づけしてからこの世を去って欲しい。
鉄類は売れるので鉄でまとめ、衣類も引き取ってくれる自治体があるのでまとめ、本もエコステーションに持っていけばポイントが貯まるのでまとめる。ぼろぼろになった段ボールや木の端材はサウナにはいるときに使う。いちばんやっかいなのはプラスチックの容器だ。再利用するにも汚すぎるし、捨てるにもかさばる。どうしようか思案中。
片づけしていたら一日が終わった。