2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか

広田照幸『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』を読む。 学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書) 作者:広田照幸 筑摩書房 Amazon 中高生あたりの若い読者や、教員など教育に携わる人を対象としているようだ。読みやすい一冊で、なるほどと思う箇…

読んだ本の感想

疫病神(新潮文庫) 作者:黒川 博行 新潮社 Amazon 面白かった。 建設現場の入り口にヤクザが車を停めて妨害をする、その車をどけてもらうという「サバキ」の仕事を建設会社から請負った主人公が、そこからヤクザどうしの揉め事に巻き込まれていくという話。…

ヤフーニュースとマンガに嘆息した一日

今日は仕事で人の家の片づけをし、休憩中に家主とコーヒーを一緒に飲んでいると、家の前を散歩でおばあちゃんが通りかかった。そのおばあちゃんを見て、家主が「あの人は介護でとても苦労した」と聞いてもいないのに教えてくれた。 仕事を片づけ、帰りしに快…

ダルビッシュ有の考え方に感動する

Number1014号、ダルビッシュ進化論を読む。 Number(ナンバー)1014号「ダルビッシュ進化論。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー)) 文藝春秋 Amazon WBCのダルビッシュを報道とかで見ていて、考え方が素敵だなと思って、Numberも読ん…

中途半端な仕事のマッチングサイトがあればいいな

自分は、会社員や公務員のように、朝から夜まで週5や週6で働くことは無理な人間で、とにかく自分のペースで、自分の都合で働きたい。バイトレベルの時給でいいから、自分本位で働きたい。自分本位というのは、働いている途中に、今日はもうめんどくさいから3…

資本主義が生み出した最高傑作、大谷翔平

SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男 作者:ジェフ・フレッチャー 徳間書店 Amazon 『SHO-TIME』を読み終わった。 この本は2021年までの活躍しか記していない。きっとこの本の著者も、度肝を抜かれただろう、その後の22年も23年も、…

もう『人間失格』のような作品は出てこないかもなぁ

今日ヤフオクで落札された商品を佐川で発送しようかと思ったら200グラム重量オーバーで発送できなかった。代わりに西濃運輸で発送しようと思って、でも西濃は営業所どめになるから落札者にきいてからじゃないとなと思い連絡し、連絡を待っている間、近所の図…

二文字屋脩『トーキョーサバイバー』感想

トーキョーサバイバー 作者:二文字屋 脩,小田 青空,小泉 勇輔,佐藤 しおん,柴田 菜帆,須賀 美和子,高谷 健人,辻本 健治,津田 美優,藤賀 樹,西村 明 うつつ堂 Amazon 何気なしに手にとった本だが、いい本だった。人類学の視点からトーキョーに生きるホームレ…

『ひきこもりの国』感想

ひきこもりの国 作者:マイケル・ジーレンジガー 光文社 Amazon 2007年発行。17年前に発行されたものなので、本に書かれていることと現在の日本の状況が違うところもあるが、本質的な部分は何も変わっていないと感じた。 本では女性を取り巻く状況の悲惨さに…

東京横浜くたくた散歩滞在記

1月27日にKアリーナ横浜で進撃の巨人アタックフェスがあり、どうせ関東まで行くならということで東京もぶらぶらすることにした。『池袋ウエストゲートパーク』が好きなので池袋に行こうとか考えていたが、その時の気分で行く場所や泊まるところも決めること…