素人がDIYで古民家を解体する⑨

丸太をすべて撤去した後、二階の壁を壊していく。壁紙も兼ねた壁板?を剥したら、壁板を固定する板が打ってあり、その向こうに土壁があった。掛矢でたたくが、意外と頑丈で汗だくになった。

掛矢を振り続けるのもしんどいので、窓サッシを外す作業をしたり、部屋を仕切る柱などを撤去する作業も並行してやった。

丸太を落とした際に一部屋分の床が全部落ちたので、作業がしにくい。一階から二連はしごをかけて柱を落とす。

柱を取り除いたら非常にスッキリした。

柱は一階から伸びているのでなく、二階部だけだった。しかも、上に桁を乗せて重さで固定している感じだった。チェーンソーで桁の両端を切り落として倒したのだが、竹小舞を引っ張っていたら急に向こう側に倒れた。危なかった、こちらに倒れていたら大けがするところだった。桁は思いの外重かった。柱はホゾを掘って固定してあるのかと思っていたから、大丈夫だと思っていたが、そうではなかったので、竹小舞を引っ張っていたら倒れたのだ。

うーん、一番の難所だと思っていた丸太を無事落とせたことで緊張感がなくなっている。ある意味で一番危ない。他でも床が抜けて落ちかけた。もっと用心しながら作業しないといけない。怪我なくここまでこれているのは単に運がいいからにすぎない。

 

二階を早く片付けたいが、明日からしばらく雨が続くらしい。