素人がDIYで古民家を解体する⑦

昨日今日で残りの梁と桁をチェーンソーで切断しながら取り除いていった。

 

丸太を落としたときの衝撃で床が落ちる可能性があるので、ある程度の長さで切断することにした。垂木で両側から丸太をビスで固定してチェーンソーでカットする。下には畳をセットし衝撃を吸収させる!

切ることはできたが大変だった。はしごをカットしないほうに掛けて丸太を切断したが、態勢が安定せずななめに切る格好になりやりづらかった。切ったあと丸太が動いてゆらゆらした。そりゃそうだ、垂木で留めているだけで横揺れには弱いのだから。

 

まぁこんな感じで外していく。とりあえず中くらいの太さの丸太4本を撤去する。重たかった…

 

残りは一番の難所、直径35センチはある丸太を2本外す。下に畳をセットし切り落とすが、やっぱり衝撃がすごくて、二階の床梁に亀裂が走った。畳がなかったら床を突き破って落ちていたと思う。そしてそのまま一階の床をぶち壊していただろう。

 

そんなこんなで丸太一本を怪我なく取り除くことができた。残ったところは下の丸太とでかいボルトで固定されていたため残した。さてあと一本で難所が終る。

 

が、最後の一本をカットしている最中チェーンソーが軽いキックバックを起こして、バーからチェーンが外れた。あ~もうと思って、直そうかと思ったら、カバーが外れない。ドライバーでこじあけたら、チェーンを緩めたり締めたりするネジが切れていた。はぁ、こりゃだめた。チェーンを締められないと使えない、お陀仏である。チェーンソーを一本ダメにした。仕方がないので、もう一つの切れ味が悪い上に、なかなかエンジンのかからないほうで切断する。

最後の丸太を80センチほどカットしたところで今日は終わり。疲れた。

 

ダメになったチェーンソーはヤフーショッピングで破格の8000円で購入したやつだが、オイルがダダ漏れする上に、振動ですぐにバーを抑えるカバーのボルトが緩んで取れてしまうし、挙げ句にチェーンを締めるネジが切れて使い物にならなくなった。やっぱり安かろう悪かろうである。メーカーもよくわからん外国のものだし、おそらく部品も取り寄せできないからな鉄くずやに引き取ってもらうことにする。チェーンソーは10万前後が相場で、やっぱり相場のものを買わないとこういうことになる。

 

兎にも角にも、怪我なくここまでこれているのは運が良かったからだ。床が落ちてしまわないか心配だから、早めに二階を終わらせたい!