築80年の馬小屋をリノベーションする ⑧ロフト再構築 動滑車の威力を思い知る

腐ったロフトの床、梁を解体して再構築する。

まずは一番重要な中央部の床梁をつくるところから。昔の住人が置きっぱなしにしていた材を発見。雨にあたって朽ちている箇所もあったが使えそう。おそらく屋根の梁に使う予定だったのだと思う。まずは小屋の寸法に合うように2m94㎝に切断。次に梁を置くための溝をノミを使ってあけていく。これまで何の気なしにノミを使っていたが、この前高校生が誤って自分の脚をノミで傷つけてしまい出血死するという痛ましい事故が起こったことを知り、本当に注意して使わないといけないと感じる。金づちで叩きながらノミで掘っていくから、その先に手や足がないようにしないといけない。

 

とりあえず掘り終えたので梁を載せようとしたが、抱えることはできるが持ち上げるには重たすぎた。片っぽを桁に載せてもう片方を載せようとするが、そうすると載せていたほうが落ちてしまう。それを何度も繰り返し、滑車を使ってあげることにした。最初定滑車で持ち上げようとしたが重すぎてダメだった。次に動滑車を使ってどうにか持ち上げようやく桁に載せることができた。定滑車は梁の重量分を持ち上げないといけないのだが、動滑車だと半分の重量分で済む。だから持ち上げることができた。

 

やりかたはまず、滑車に材をくくりつける。そして回転部にロープを通しロープの片一方は上部の梁にくくりつける。そしてもう片方のロープを上から引っ張り上げることで材が持ち上がるという仕組み。このやりかたで自分は半分の重量の負担で済む。いやはや滑車があってよかった。

 



はぁどうにか桁に載せることができた。

 

腐っていた梁は捨て、まだ使えそうな梁は再利用する。足りない分は新しく作りなおしたやつを使う。梁は桁にあけられた溝にはめ込んでいくのだが、溝は縦3㎝、横6㎝、深さ4.5㎝しかない。この小さな溝にひっかけた材が床板を支え、その上にいる人間やモノを支えているなんて驚いてしまう。というか大丈夫かなと不安になる。


とりあえず片側は終わった。

 

 

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