100万円で家を買い、週3日働く

 

100万円で家を買い、週3日働く (光文社新書)

100万円で家を買い、週3日働く (光文社新書)

 

 

 100万円で家を買い、週3日働くというのは羨ましいライフスタイルだよなぁと思うが、他の人はどうなんでしょうね。

 

 この生活を送っているのは、立花さんという方で神奈川に住んでいる。

 100万で廃屋同然の家を購入し、週3日働く。空いた時間に家をリノベーションしている。働いている会社がシェアハウスやリノベーション用の家を手掛ける会社なので、そこでリノベーションのやりかたを覚えていったらしい。

 

 他には、採集狩猟のおかげで食費がたったの月1500円の家族や、家賃1万円で離島に暮らす家族、シェアハウスに夫婦2組で住んでいる家族、コインランドリーのなかに喫茶店をつくってコミュニティーづくりをしている女性などいろいろな人が紹介されている。

 

 いろいろなライフスタイルが今後も広がっていけばいいなと思う。

 大量に消費するライフスタイルを拒否する人は多い。大量に消費しなければ当然お金もかからない。

 

matsudama.hatenablog.com

  

 上の記事でも書いたけど、今はタダでものを手に入れることも可能な時代だ。

 うまい具合にやりくりすればほとんどお金をかけずに生きていける。そうすれば、会社で毎日朝から夜までくたくたになって働く必要もなくなる。

 

 

 ひきこもりがものすごく大きな問題になっている。

 彼らがひきこもってしまうのは、学校や会社といった既存のレールから外れた後に誰も受けとめてくれなかったからだ。どこにも居場所がないからだ。

 

 自室以外に、できればネット以外の、生身の安心できる空間が外に一つでもあれば、やけになって大量殺人を犯すことも、親が不安になって殺すこともなくなるような気がする。

 この国には、安心してボーっとできる空間、べつに何もしなくてもいい空間がかなり少ない。あるいは、以前よりも少なくなっている。そんな気がする。

 

「無職も長く続けていると飽きる」なんてウソつかないで欲しい - 根室記念館

無職にも世界志向があるなんて。とても驚きました。面白い時代です。

2019/02/17 09:47

 

 このブログでは、無職のニートたちがゲームに戯れている姿がつづられている。こういう空間があるのはとてもいいことだと思う。

 

 和歌山には、ニートが集まって暮らしている限界集落がある。

banashi1.hatenablog.com

  

 こういうのが今後も増えていったら、僕はいいなーと思う。

 

 今、僕の師匠は山のアトリエを寝泊まりできるように改築している。

 師匠は「ここにさまざまな経歴を持つ人や芸術家が集まって、今までになかった新しい概念が生まれたらいいなぁ」と話している。

 

 引きこもりにも生きやすい時代が訪れたらいいなと思う。