1月11日放送アウトデラックス観た感想

アウトデラックスを観た。

かなり久しぶりに観た。TVをザッピングしてたらやってて途中から観た。

あのちゃんがゲストで出ててTVでよく観るがいまだにどういう存在か分からない。

マツコデラックスと話してて、あのちゃんがマツコに「死に向かって歩いてる」と言ってて草だった。

あのちゃんもマツコも、いつ干されても構わないそうだが、あのちゃんにはマツコが何かを諦めてそうに見えるらしく、マツコは本当にそのとおりで私は人生に飽きていていつ死んでもいいと思いながら生きているという。

それであのちゃんも人生を諦めそうになる予感があるらしく、マツコに諦めたその空間には何があるのだろうときいていた。

これ、すごい感性だなって思った。諦めたその空間って、いいワードセンスだなって思った。

マツコは自分の父親がまだ生きていてそれが生きる原動力になっている。

マツコがその後あのちゃんに、いつ死んでもいいと思っている人間にしか出せないものがあると言っていた。これもいい表現だなぁと思った。

 

阿川佐和子がゲストのときに、テレビの話になって、マツコが番組スタッフに文句を言っていると話していた。それで共演者に、文句を言って何か変わりますか?と聞かれて、マツコは何も変わらないと言ったらスタジオが笑いに包まれていた。でも、その後に、文句を言っても変わらないのよ、でも文句を言わなかったら悪化するのよって言ってて、一同があっ〜と納得していた。レベルをキープするには文句を言わないといけない、文句を言ってないとどこで手抜きしようかと考えるから人間は、とマツコは話していた。

これ聞いてて、すぐに政治のことが思い浮かんだ。自分もそうだが、みんな選挙に行ったって何も変わらないと思っている。だから若者は特に、選挙に行かない。自分も気が向いたときにしか行かない。

たしかに選挙に行ったって政治は何も変わらない。政治家はクズばっかりだ。でもそれは自分らが選挙に行かないからなのだ。選挙に行ったって政治は変わらないが、選挙に行かなけれは政治はどんどん悪化するのだ。政治家のレベルをキープするためには、有権者が選挙に行って政治家のレベルをキープしないといけない。行かないから、政治家が手を抜いて、自分たちのやりたいようにやっているのだ。

 

マツコは下品だけど、知性のある下品というなかなかのゲテモノで、だからこそ売れてるんだな思った次第。