3年かけてシャンプーを使い切った

 

 この前、3年前に買ったシャンプーをようやく使い切った。

 

 基本、湯シャンなのでほとんどシャンプーを使わない。なんか頭がかゆいなぁという日とセルフカットした日にしかシャンプーしない。月に2回か3回くらいしかシャンプー使わないから、使い切るのに3年かかった。

 

 タモリ福山雅治も湯シャンらしい。ハゲ防止でやっているそうな。自分もハゲたくないから始めたような気がする。もう7,8年は湯シャン。

 

 湯シャンは個々人の体質によって合う合わないがあるらしい。

 自分の場合は合っていた。自分は肌が弱くてアトピー体質だし、30近いのにいまだにニキビが出ることがある肌質なのだが、湯シャンで頭皮に問題が起こったことはないし、フケとかも出たことがない。臭いに関しても、知り合いに尋ねたら特に臭くないとのこと。

 

 ハゲるのにもいろいろな要因があるからなんともいえんが、湯シャンはハゲ防止にある程度効果はあるような気がする。

 せっけんで手を洗うとどうして手がキレイになるのかというと、せっけんによって手の皮膚を落としているからだ。シャンプーも同じだとすれば、頭皮を傷つけていることになる。それは頭皮にとって悪影響だ。髪が汚れているのならシャンプーで洗うべきだが、毎日毎日シャンプーで洗わないといけないほど汚くなるものでもないだろう。

 多くの人が毎日シャンプーで洗うのは広告に影響されたからで、数十年前は週に一度はシャンプーを使いましょうという広告が出ていたのだ。みなが週に一度シャンプーで洗髪するようになったら、今度は毎日シャンプーを使いましょうというようにして企業はシャンプーの消費量をあげるようにわれわれを洗脳してきた。企業はわれわれの脳を洗うことで、われわれは毎日シャンプーで髪を洗うようになったわけだ。

 

 20歳のころ、30になったらハゲがだいぶ進行しているのではという恐怖におびえていた。なんせ、祖父も祖母も禿げているし、父親も禿げているから遺伝的にはアウトだし、もともと髪は細くてネコっ毛だし、そもそも毛量が少なかった。ところがどっこい、20のころより30近い今のほうが髪も太くなり、毛量も増えた。

それは単純に一日8時間から9時間寝て、バランスのいい食事をとり、運動もそれなりにして、何よりストレスがほとんどない生活を送っているからだ。湯シャンももちろん効果があったと思う。

 

 毛生え薬やアデランスに頼るよりも、まともな生活を送るほうがハゲ防止によっぽど効果がある。そうした生活を送るのが現代社会においては困難だから、薬に頼るのだろうけど。

 

 なんにせよ、ハゲていないのは喜ばしいことだ。

 今のところの恐怖はコロナにかかってハゲることだ。どういう仕組みか知らんが、コロナ感染すると髪がどんどん抜けていく人が一定数いるようだ。しかもワクチンでもそういうことが起こるらしい。怖すぎる。今度国産ワクチンを打とうと思っているが、それでハゲないかが心配である。