滝沢カレンは天才じゃなかろうか

 今日図書館で雑誌『JJ』を見ていたら、「カレンの部屋」という連載があった。

 このコーナーは悩める女子の相談に滝沢カレンがアドバイスするという内容。

 相談内容は、会社でマウンティングしてくる男性同僚にどう対応していいか分からないというものだった。相談者さんは寝てないアピールをされたり、自慢話をよく聞かされるとのこと。

 

 マウンティングというのは、相手よりも上の立場に立つために自慢などで優位を保とうとすることをいうらしい。

 

 滝沢さんは、マウンティングされるということはライバル視されているということだからいいことではないかと回答していた。

 彼女は人から自慢をされたとき、本当にすごいことなら素直に「すごい」と尊敬するし、寝てないアピールといったしょうもない自慢は「そういうの口にしちゃう人なんだ」と思うという。

 専門用語を多用して賢いアピールをされたときは、知っている言葉なら「分かる」と言うし、知らない言葉なら「それはどういう意味なんですか?」と尋ねるという。それ以上の感情はなく、心を乱されることもない。

 

 人間はプライドが高いからこそマウンティングしたがるし、特に男性は年をとっても自慢するものだから、相手の自慢話に対して自分が上とか下とか思って傷つくことはない。

 マウンティングされるほど優秀な人でいられるよういっしょに頑張りましょうと結んでいた。

 

 最近マウンティングという言葉をよく目にするので、世の中には自慢話を聞かされたり、寝てないアピールをされたりするのが嫌な人がけっこういるのだろう。そういう人たちにとって、滝沢さんの回答ってすごく価値があるものではないかと思った。

 

 ところで滝沢さんを知ったのはフジテレビの『全力脱力タイムズ』だった。その番組ではナレーションをしていのだが、片っ端から漢字を読み間違えていくので「こりゃとんでもないバカが現れたなぁ」と思っていた。


滝沢カレン - 爆笑ナレーション #2

 

 

 しかししばらく後にインスタグラムでの滝沢先生の投稿を読んでいると「こりゃ天才だ」と思った。

takizawakarenofficial
BABY-G さんの撮影をした時のです⌚️💗
皆さんは、腕時計してるでしょうか❓

やはり安全安心なカシオさんに頼らせて頂くのは落ちつきます😘💕💕💗
私は26年間も生きといて腕時計と手首を寄り添ってこなかった自分が恥ずかしいです🙁🍀🍚🍚🍚🍚
ですがもっと寄り添い方を教えてくれた、BABY-Gさんには感謝しかないですね💁🏼‍♀️🌈🌈 時間を気にすることを嫌う私だからこそ、時間に支配されたこの地球はなんだか哲学性があって好きです🌎🌍🌏
どこのどなたが、最初の時間を決めたのか、10時は今だ❗️と決めたのかは知りませんが、その時間にだれも何も言わずに今を生きてること、そしてその時間がここまでも重要であることは凄い事になっていると思うんです🌟🌚🌜 その第1人はすごいですね💫
この生活を作ってくれたわけですし、1秒をあのタイミングだ、と決めたのもかなり難しかったと思いますが、未来を想像したような時間だったのでしょう😌時間のなかった時代から、時間のある時代へ移った今この瞬間を知りたくはありませんか❓⌚️ 手首をそっと持ち上げれば、今が知れる時代になれたことにありがたいです😌💖💗💕 #動きを止めないのには理由があるはずだ
#正確かなんてだれも知りやしないのに
#絶対なんてある世界ではないと信じながらも
#絶対を信じる私たちがいる
#時の刻みに心が踊ったり
#なんだか切なくなったりと
#何度時計に悩まされただろうか
#だけどふとした瞬間に時計を見て思うんだ
#あぁそうだこれが止まらないいや
#止まっちゃいけない人生だと

                        滝沢カレン Instagramより    

 

  いやはや、この表現能力はすごい。

  ハッシュタグの文章なんてもう詩ですね。

 

 あとこれもいい。

#ついこの間月曜の話をしていたのに
#もう気付けば明日は金曜日
#自然薯のような人生でありたい
#強く切れない永遠な自然薯
#いや永遠に切れないなんてないよな
#いつ切れるか分からないから一瞬を大切にするのか

  

「自然薯のような人生」とか誰が思いつくだろう?

 

僕も自然薯のような、一瞬を大切にする人生を歩みたい。