軽トラサウナキャビンを作ろう 一日目 床

軽トラに載せられる規格のサウナキャビンを作って売ろうと思う。サウナがブームとはいえ、軽トラサウナキャビンにどれぐらいの需要があるのかは全く分からない。でも作ってみたい!

作業場の準備が整ったこと、頭のなかにキャビンのイメージが具体的に描けたこと、とりあえずの資金が貯まったこと、よしやってみようと気持ちが高ぶったこと、ということで今日から製作を開始したです。

 

まずは床作りから。

午前中はコメリに行って資材を買う。床は2×4材の6フィートを5本、1×4材の6フィートを17本、屋内用の水性ペイント塗料、アルミブリッジを買う。ツーバイ材は、いない、コーナンジュンテンドーナフココメリの中では、コメリが一番安かった。2×4が498円、1×4が298円。それでも、2年前と比べるとだいぶ値上がりした気がする。こんな高かったかな…

今回はキャビンにタイヤをつけ可動式にする。軽トラの荷台にはアルミブリッジを使って載せられるようにする。ということでアルミブリッジも購入。長さ180センチ、幅25センチ、最大積載荷重0.5トンまでのもので17800円。こちらはジュンテンドーのほうが安かった。しくじった。

 

午後、作業場に到着。

設計図では縦1896、横1335にしていたが、ツーバイ材を荷台に置くとあまり余裕がなかったので、予定変更。結局縦1830横1300に落ち着く。というか、ツーバイ材の6フィートって1820なのか1830なのか曖昧なのね。たった10ミリの違いかもしれんがこれは大きいぜ。

まずは、ツーバイ材をカットしていって、外側の枠を作る。

本当はもっとはみ出てもいいのだが、今回はとりあえず、あおりを閉めて納まる規格で作る。あおりが開いているとなんか不安なのだ。

 

真ん中もツーバイ材を入れる。ここで初めて、購入したツーバイ材が1830だったことに気づく。店の表示では1820だったから1820だと思っていた。これ、気づかずカットしていたら10ミリ足らなくなるところだった。あぶねぇ。

店では時間をかけて材を選んだつもりだが、どうしても、ビスで接合すると隙間が空いてしまう。捻くれていたり反っていたりする材は選ばなかったつもりだが、微妙に捻くれていたり反っていたりする。あるいは自分のカット技術の問題か、ビス打ち技術の問題かもしれない。隙間が空いているせいで2.3ミリすでにズレている。

 

次に、35ミリ材を横に通していく。

450ミリ間隔でホゾを掘り3本横に通す。通す場所に印をつけていったら暗くなって来たので今日は終わり。35ミリ材は2年前に買ったものを使う。以前のものだからか、これもやっぱり微妙に反っていたりする。印をつけるのも少々難儀した。

 

それにしても経験というのはとても活きていて、軽トラキャビンもサウナも作ったことがあるので、頭にイメージがすでにできているし、ブログやノートの設計図を見ながら、あのときどうしたんだっけと参考にしながらできるのは大きい。

ブログの分は、サウナのDIY記事が一番閲覧数が多く稼げているが、それより何より記事にしておいたおかけで今の製作の参考になっている。やっぱりなんでもとにかく記事にしておくことで、後々の参考になるのだ。今回のサウナキャビンに関しても、最初は記事にする必要ないかなと思っていたが、過去のサウナ記事が思いのほか役に立つので、やっぱり書き残しておこうと思った次第。

 

あと、久しぶりにDIYするのと、今回は最初から売ることを前提に作っているので、緊張感が伴う。

一人で作るから責任はすべて自分にあるし、だからこそ何をしても自由、すべて自分のアイデア次第というのは、不安とワクワクが同時にある。集団や組織が苦手で嫌いな自分とっては最高の環境である。やらされるのではなく、やっているのだから、やっぱり楽しいんだよな。もちろん売るということは事業なわけで、でもそれは同時に遊びでもある。こういうことをやってみようというアイデアが、誰にも却下されることなく、やろうと思えばすべてできるというのは素晴らしいことだ。もちろん結果がすべて自分に跳ね返ってくるというのは恐怖でもあるが。だから、とても面白い小説を読んでいるときと同じで、先に進みたいけど、でも先に進めたくないという相矛盾した気持ちがある。

 

あぁでも、久しぶりにこういう感覚を味わえたなぁ。楽しみと不安と。とにかく、良いものを作りたい。