素人が一人で古民家を解体する②

昨日今日と屋根瓦をひたすら外していった。

棒を野地板の隙間から差し込み瓦を動かす。そして手鋸で野地板を切断し、隙間から屋根に上がりあとは屋根瓦を下へひたすら2日間投げ続けた。本当にくたくたである。

瓦の下には藁を混ぜ込んだ土が敷いてあり、その下に杉かヒノキの皮で土が下に落ちないようにしてある。その下に野地板がある、という構造。

瓦は一番端の列と一番下の列だけ釘で固定してあったが、それ以外は置いてあるだけだった。

以前、仕事でアパートの屋根瓦を差し替えた際、瓦が釘で野地板に固定されていてとても苦労した。今回はほとんど置いてあるだけだったので楽だった。

 

 

できれば土日で屋根瓦を全部外してしまいたかったが、屋根の一番高いところに上がって針金をニッパーで切りながら屋根瓦を外していると、瓦の下の棟木のところにマムシがおやすみしてて、あわあわしてしまった。あんなところにマムシがいるんだな、怖いわ~。マムシのほうもきょとんとした顔でこちらを見ていた。まぁ、棟木の上なんてまず行かないからなぁ。マムシも驚いたに違いない。噛まれるのも嫌なのでマムシのいるほうは残したが、9割くらい外すことができた。

 

 

梅雨入り前に全部終わらせたかったが、来週ずっと雨だしもうちょい早く始めるべきだった。

土をもろに被って全身土まみれになったので、終わってから雨の中サウナに入ってリフレッシュした!