昨日図書館で『日経エンタテインメント』を読んでいた。
日経エンタテインメント! 2019年 10 月号 【表紙: SixTONES / インタビュー:平野紫耀ほか】
- 作者: 日経エンタテインメント!
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/09/04
- メディア: 雑誌
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パラパラとページをめくっていると、ジャニーズのイケメンたちの顔がドアップで掲載されていた。
もちろんイケメンなのだが、彼らは一様にヒゲが生えていないことに僕は気づいた。
ヒゲどころか、ヒゲ穴も見当たらない。彼らは永久脱毛しているのだろうか。
アイドル(偶像)はファン(信者)あって成り立つものだから、ヒゲがないのはファンが求めるからだ。ファンはヒゲを求めない。
ヒゲは男性らしさの象徴だ。
たしかリンカーンだったと思うけど、家族だか支援者にヒゲを伸ばして男らしさを出したほうがいいと言われ、実際に伸ばしたおかげで選挙を勝ち抜いて大統領になったという逸話がある。
昨今、アイドルに限らず、女性は中性的な男を求める。
それにともなってアイドルも、より中性的な、ヒゲのない男性を求められているのだろう。
中性的な顔が好まれるのは、社会が平和だからだろうか。
戦争がなく平和だと、男も女もより中性化していくとどっかで聞いたことがある。
たしかに、道を歩いていても、「この人は男なんだろうか、女なんだろうか」と考えてしまうような人たちに出くわすことがけっこうある。
社会の変化にともなって、人間の容貌や嗜好が変わっていくというのはなんとも不思議な感じがする。