軽トラサウナキャビンを作ろう 4日目 床続き

今日もまずは買い出しから。

近所のホームセンターで杉材35ミリ×35ミリの2メートル6本の束を2セット、計12本を2560円で購入する。あと、ステンレスのアイプレートも2つ購入。一つ税抜き960円。後で別のホームセンターに行ったら同じものが800円だった。あーミスったなぁ。

 

何か作っている最中に行くのと、ただ単にぶらぶらしているときとでは、同じホームセンターにいても立ち現れ方が全く違ってくる。

今はサウナキャビンを作っていて、今日はこの部分を作るからこういう部材が必要で、だからどこどこの売り場に行って、似たような商品の中で自分の作りたいものに一番適した部品を選ぶ。

単にぶらぶらしているときでは、こういうレベルの解像度では立ち現れない。ハイデガー現象学を使えば、ぶらぶらしているとき、ホームセンターの部品は手近存在であるが、サウナキャビンを作っているときでは手許存在に成るのだ。現存在であるところの私にとって、その部品は気遣われる存在になり、その気遣われる存在がサウナキャビンとなり、世界に追加される。そしてそれは、サウナーにとって偉大な手許存在として世界に君臨するだろう。

 

作業場に到着してからスタイロフォームを買い忘れたことに気づく。今日は水を入れたタンクも忘れたし、いろいろと失念してしまう日だ。

キャビンの製作にとりかかる前に作業場の草刈りをする。2メート以上セイタカアワダチソウが伸びていて、刈るのに難儀する。隣の畑のおじいちゃんが今やるとしんどいから来年春にやったらいいと言う。とはいえ、草刈りを条件に土地を借りてるからなぁ。2時間やったがくたくたになったのと、燃料が切れそうになったので終わる。

セイタカアワダチソウの群れの中に風呂桶があって雨水で満水になっていた。どぶのように濁っていて、あめんぼがスイスイ泳いでいた。小屋のなかは蚊がすごくて一体どこでボウフラが湧いたんだろうと思っていたが、まさか風呂桶だったとは。どうやって水を捨てたらいいのだろうな。

 

飯を食い、2時すぎから製作に移る。塗装した部材を組み合わせる。塗装したので、どの部材とどの部材を合わせるか書いた印が消えていて、接合するのに難儀した。若干反ったものは、反ったなりにホゾをあけているので入れる場所が違うと合わないのだ。

まぁでもどうにか合わせることができた。

草刈りもやっているのですごく疲れた。