僕にはデュアルライフで住んでいる山があるのだが、その山には炭焼き窯がある。
師匠の所属するNPOが造って、久しぶりに炭焼き窯で炭をつくることになったので帯同してきた。
山についたころにはもう火が入っていた。
朝5時に点火したらしい。
普通の炭焼きは数日かけて炭にしていくのだが、NPOの人たちは一日しか山にいることができないので、夜には火を消すとのことだった。
だから大量の空気を送り込むために、ファンを窯の入り口に設置している。
昼には温度が550度くらいになって、窯のまわりは近づけないほど暑かった。
15時には消火したかったらしいけど、なかなか窯の温度が下がらないのと煙の色が変わらないので、15時になっても待機。
炭にする過程で、木からはいろいろな成分が出ていくのだけど、それに伴って煙突が出てくる煙の色が変わってくる。白かったり、青かったり、透明だったり、いろいろな色の煙が出てくるので面白い。
結局夜の20時くらいに無理くり消火してNPOの人たちは帰って行った。
次回くるのは来週で、そこまで窯のなかに放っておくようだ。
はたしてちゃんと炭になっているのか。楽しみです。