「後は寝るだけの時間」というラジオ番組をかれこれ5年くらい聴いている。ピース又吉とパンサー向井と、サルゴリラ児玉の3人の番組。昔3人でシェアハウスしていたことが縁でこの3人らしい。
ピース又吉とパンサー向井は売れっ子芸人である一方、サルゴリラの児玉はテレビでは全然観ない。番組では、又吉や向井ほかリスナーからも売れないいじりをよくされていた。
自分も何年か前に投稿したら2週連続で読まれたことがあって、児玉さんがサラリーマンになっても一般枠で出てほしいといじったのが読まれた。
そんなこんなで、この前の土曜日のキングオブコント、サルゴリラが優勝した。
なんだろう、この感じ。運動会で子どもを応援する親というか、推しを応援するオタクというか、そんな気持ちでキングオブコントを観ていた。
まだ出ねえ、まだ出ねえ、もしかしてトリか、と思っていたら9組目に出てきて、それまでハイレベルのコンビたちが1点差でランキングされてるなか、サルゴリラは大丈夫かなとドキドキしながら観ていた。結果、2位に10点以上の大差をつけてダントツのトップだった。うわぁーすげえ！と、もちろん面白かったのだが感動した。初めてテレビで見た児玉が、すごいことを成し遂げていた。
結局、3組だけ進めるファイナルでもダントツの点を出して、圧倒的な優勝、しかも歴代最高の点で優勝ということだった。さらに、史上最年長での優勝らしい。
なんというか、こういうことってあるんだなぁと、しかもずっと売れない芸人であることを知っているだけに不思議な感動があれからずっと続いている。
そして、サルゴリラはあれだけのコントをするのに今まで売れなかったわけで、芸人の世界って大変だなぁと思った。と同時に、こういうことが現実にあるんだなぁと思った。
サルゴリラ、今後も快進撃を続けてほしい!
