軽トラサウナキャビンを作ろう 18日目

今日は昨日塗装した合板を内壁として貼り付けた。横の壁は完成し、後は前後の壁をやる。

前後は、合板ではなく杉板を貼ろうと思い、まずは1308ミリにカットしつつ、薪ストーブで焼杉板にしてみた。

ちょっと焼きすぎたようだ。

それで、いざ貼り付けようと貼っていったのだが、うーん、一枚貼っていくごとに何ミリかずれる。水平に貼っているつもりが何枚か貼ったところで測ると斜めになっているのだ。

難しいのが、焼いたせいかもしれないが、板が反っていたりするせいでどうしても板と板のあいだに何ミリか隙間が空いてしまう。あるいはそもそも最初から材が斜めにカットされているせいだ。墨線をつけるときも、なぜか完璧に測って墨線を引いても線がずれる。もちろんそれは1ミリほどのズレなのだが、それが10枚重なれば1センチのズレになってしまうわけで、これは大きい。

この焼杉板は外壁にする予定だったのだが、何ミリかズレたり、反りによって材と材の隙間ができたりするので内壁に使うことにした。なんだかすごく徒労感を感じた。と同時に、木が生き物であることを感じた。

それと、床も材と材のあいだに隙間ができていることに気づいた。床はワンバイ材を使用し、ビス打ちの際は、きっちり隙間なく詰めて打ったが、外に出して陽が当たったせいか乾燥して収縮したのだろう、材と材に隙間ができていた。それは多分2.3ミリくらいなんだけど、下が見えるんだよな。それがとても嫌だ。材と材のあいだには、コーキングかパテを詰める予定だが、本当に木の収縮はすごい。梅雨の時期は逆にパンパンになるし。

やっぱり、自分で作ってみると分かるが、大工って本当にすごい。大工に限らずでプロってのは、やっぱりそれで食っているだけあって、技術がすごい。そういうことを感じた一日であった。