蛭子能収 名回答集

【Q】19歳の娘が突然、結婚すると。若いんだし、そんなに急がなくても、と言っても
聞く耳を持ちません。苦労することが多いから、思いとどまってほしいのですが……
(舞子さん・50・主婦・秋田県

【A】蛭子能収
「 もういい大人なんだから、好きな人と結婚したいという娘さんを信用してあげたら
どうですかね。苦労したり、失敗したりしてもいいじゃないですか。あなたにとっても
子離れするいいチャンスですよ。俺にも娘がいますけど、自由に楽しく生きてほしいから、
結婚すると言われたときも一緒になりたいならいいじゃない、とだけ。

ちなみに俺が最初に結婚したのは24歳のとき。童貞だったし、エッチをしたい一心の性欲結婚。
貧乏だったから生活は苦しかったけど、離婚もせず仲よく暮らしていましたよ。
その女房が亡くなって、どうしても夜が寂しくなって今の女房とも性欲結婚しましたけど、
毎日のように女房から怒られてばかり。たしかに結婚は面倒くさいし、大変だけど、
その中の小さな楽しみを、自分でごまかして大きくするのが結婚だと思いますよ。」
(2015年「蛭子能収のゆるゆる人生相談」より抜粋)

 

 

蛭子能収
「人生に勝ち組、負け組なんてないと思いますよ。もし誰かに『お前は負け組だ』と言われたとしても、
『ああ、いま俺は負けているのか』くらいの軽い気持ちで考えていればいいんじゃないでしょうか。
万が一にも、落ち込む必要なんてまったくありません。所詮、勝ち負けなんてものは、
そのときだけのもの。今日ツイてるからといって、明日もツイてるとは限らない。
むしろ勝っているときこそ危ないというのはギャンブルの定説です。」
(2014年「ひとりぼっちを笑うな」より抜粋)

 

 

蛭子能収
「友達はつくろうとして「つくる」ものではなくて、自然に「なる」ものではないでしょうか?
だいたい、友達が多ければ、結婚したら結婚祝い、子どもが生まれたら出生祝い、家を建てたら新居祝い。
飲み会、遊びの誘い……、金が出ていくばかりです。 」(2014年「SankeiBiz」より抜粋)