今日は雨が降っていたので作業場には行かず、家で窓を一つ作った。
アクリ屋にてオーダーしたポリカーボネート円板直径127ミリが枠におさまらなかったので、紙やすりでひたすら削っていった。124ミリにしてやっと枠にはまってくれた。3ミリ削るのに、かれこれ3時間は費やしたと思う。作業の中で一番大変だった。
これをセメダインスーパーXゴールドで固定する。
スーパーのXのゴールドなんて、これでもかというくらいハイパーな言葉のオンパレードだ。とはいえ、言葉に違わずちゃんとポリカとステンレスをくっつけてくれたゴールドな接着剤だった。
ヤスリで削るとポリカの粉が落ちるので、ベランダでひたすらごしごし磨いていたのだが、目の前の道路をたまに走っていく車をなんとなく見てたり、物思いに耽りながらただただ磨き続けた。腕がすごく疲れたが、充実した時間だった。なんていうのかな、いつもとはちょっと違う、ほんのちょっとだが違う非日常だった。普段はベランダで道行く車や、ザーザー降る雨、川向こうで仕事してるシャベルを眺めることはないから。
同じ規格のポリカーボネートがもう一つあって、また3時間ばかし磨くか、あるいはもう一度オーダーし直すか迷っている。