畑の準備、柚子の成長

今年はさつまいもを植えたいので、まずは鍬で雑草を駆逐した。

去年はここは一面が1m50くらいの笹の独裁状態だった。

 

われわれ人間は笹の一強体制を圧倒的な暴力によって崩壊させた。そして今年はミントや名もなき民草などが咲き誇る多様性のある社会が実現したのだった。革命を成し遂げ独裁を終焉させるには、それ以上の圧倒的な暴力がないといけないのかもしれない。しかし、われわれ人間はさつまいもを植えるために、その多様性さえも崩壊させた。人間は本当に愚かで傲慢な存在だと思う。そして、雑草が再びはびこらないように、築80年の馬小屋に放置されていたかっすかすの段ボールをマルチがわりに使った。民草の希望である太陽光はもう届かない。

 

1年前に植えた柚子の木は今年の大雪によって死んだかと思っていたが新しく芽が出ていた。およそ4か月くらいずっと雪に埋まっていたのでもうだめかと思ったが、生きていて良かった。去年太陽光を遮る柿の枝を取り払ったので今年は太陽光がたくさん降り注ぐと思う。