バーチャル高校野球で甲子園の決勝を見ていたら、履正社高校の６番西川黎くんの出身中学に「神戸大付属中」と出ていた。
は？神戸大付属？神戸大学の付属中学にいたのか？この子は。
へぇー変わった経歴だなぁと思っていたら、西川くんの記事がネットにあがっていた。
記事によれば、西川君は芦屋出身で、小学校から神戸大学付属の学校に通っていたようだ。そのまま付属中にあがったわけだが、高校には野球部がなかったので、神大付属の高校ではなく、履正社を選んだとのこと。
僕は神戸大の教育学系の学部出身で、友達がよく実習で付属の学校に行っていたが、みんな素直で優秀ないい子だと言っていた。西川くんもその一人だろう。
神戸大は中高一貫の６年間でカリキュラムを組むので、べつの高校に行くというのは「普通ではない」らしい。
西川くんのような、甲子園のためにべつの高校に進学するというのは「前代未聞」とのこと。西川くんにとってはそれだけ甲子園が魅力的だったのだ。
神戸大の付属学校は有名な大学に進学できる環境が整っているし学歴にも箔がつく。普通の親なら、そのまま神大付属に残ってほしいものだが、西川くんの両親は反対せず、意志を尊重してくれた。すばらしいですね。
西川くんは履正社でも文武両道で、成績はほとんどいつも「オール５」らしい。それで、履正社の６番をはって日本一になるんだから本当にすごい。甲子園でもホームランを打っているし、大活躍しての優勝。すごすぎる。
そういえば、同じ履正社出身で、ドラフト１位でロッテに入った安田くんも文武両道で優秀だったな。履正社ってのは学業も野球もできるすごいのが多い。
西川くんが今後どういう進路をたどるかは分からないけれど、いずれはプロに入って山田哲人くんみたいに活躍してほしいですね。あるいは、神戸大学に来て僕の後輩になってほしい。野球のほうが大事だからそれはないか。
