ポスティングバイト初日の成果をまとめる

 今日から本格的にポスティングの仕事が始まった。

 

 ポスティングの仕事は簡単にいうと、業者が以来する広告やはがきをポストに次々と入れていくだけの仕事。単純な仕事である。

 

 僕のやる仕事は、JAFとか旅行会社の小冊子をポストに入れていくというもの。

 他のポスティングは手当たり次第にポストにビラを入れていくものだと思うけど、僕の場合は決められた宛先に入れていくので少し違う。担当する町の決められた家のポストに冊子を入れていく。

 2~3日に一回、会社が僕の家に小冊子を置いていくので、空いた時間に担当するエリアのポストにそれを入れていく。

 

 今日は173冊の冊子を配布した。

 1冊配れば17円の冊子を172冊、1冊配れば12円の冊子を1冊、計173冊、合計2936円の仕事。

 これを一時間で配れば時給換算2936円だし、10時間かかれば時給293円ちょっとの仕事になる。効率よく配ればそれだけおいしい仕事になる。

 

 単に配るだけの仕事だけど、初日なのでやるべきことがある。

 まず、配る家がどこなのか地図上にマークしていく必要がある。

 いきなり地図とにらめっこしながら冊子を入れていくのは非常に効率が悪い。

 最初にすべての配るべき家の位置を地図上にマーカーで印をつけていく。

 次に、どのように回って行けば最短ルートになるのか戦略を練る。

 そしてその後やっと出発して配りに行く。

 

 僕は最初自転車で配ろうとしたのだが、思いのほか効率が悪い(いちいち乗って降りたりするのが面倒)ことに気づいたのと、冊子を入れるためのカゴがすぐに壊れたせいで、あえなくリュックとエナメルバッグの二つに入れて歩いて回ることにした。

 一回でいきなり173冊配るのはきついので二回に分けた。それでも一回で85冊くらい配る。一冊155gなので、85冊で約13キロ。すぐに肩が痛くなった。

 

 どんなに頭で最短ルートを思い描いても、現実は違うよ。

 住宅が密集していて、どのように行ったら目的地の玄関にたどりつけるのか分からない家がけっこうあった。住宅が入りくんでいると、どう行っていいのか分からない。全然違う道を行って、「あぁここからではポストにたどりつけない」とべつのルートから迂回していかないといけないことが何回もあって辟易した。

 あと、同じ番地の家が大量にあって、どこが冊子を入れるべき家なのか皆目見当がつかないこともあった。

 

 そんなこんなで、初回はめちゃくちゃに時間がかかった。

 地図にマーカーで印をつけるところから、冊子を配り終えあるまでに8時間もかかった。時給換算すると367円。県の最低賃金の2分の1にも満たない!

 

 とまぁ散々な結果だけど、そうなったのは初回だから。

 次回以降はマークする必要はないし、どこが玄関なのか分からないということもない。今回地図にマークしていく作業だけで4時間近くかかったから、次回は少なくとも4時間あれば配布できる。そうすると、時給は734円。やればやるほど慣れていって最短ルートを見つけていくだろうから、時給800円くらいにはすぐにいくと思う。

 

初回の結果

配った冊数   173冊

稼いだ額    2936円

かかった時間  8時間(時給換算367円)

歩数      23000歩(16km)