家の解体作業中に思ったこと

 今日、大工さんの手伝いに行った。

 家の解体をするんだけど、その前に、家にある家財道具やら衣服やらを整理して、家主のいるものといらないものに分ける作業を手伝った。「欲しいもんあったら持って帰ってええで」と言われたので、メルカリで売れそうなものを選んだ。

 

 押し入れのなかからルイヴィトンのバッグとか出てきたのでもらっといた。他には、なんか高級そうな未使用タオルとか、財布とかもらっといた。

 

 解体する家からは軽トラ4、5台分くらいのゴミが出た。

 その中のほとんどのものがまだまだ使えるものばかりだが、家主にとってはもう必要ないからゴミとして廃棄される。使った形跡のない洗面器やスプーン、フォーク、カバン、タグのついたミッキーの人形、未使用切手など。こういうのは持って帰ってもたいして値段がつかないから、僕も持って帰らなかった。ちょっと汚れているけど、まだまだ使える食器棚やイスなどはハンマーで解体した。

 

 うーむ、なんだかなぁ…

 資源がすべての人に必要十分にいきわたっている状態なんてありえないけど、すごくもったいなく感じた。

 最近はジモティやメルカリとかで、誰かのいらないものが欲しい人の手に渡るシステムがあるけど、それでもこういうシーンに出くわすと、なんかため息が出てしまうよね。

 まぁこういうのは、コンビニやスーパー、飲食店などで働いている人は日常的に感じてるんだろうなぁ・・・。食品廃棄もすさまじいしなぁ。

 

 みんなミニマリストになればこういう問題も解決するんだろうけど、そんなことになれば消費が衰えて経済が崩壊するだろうしなぁ。あちらが立てばこちらが立たず。

 

 どうすればいいのかねぇ。。。