10年後の未来予想図

 

 僕は今会社で働いています。

 ですが、正社員ではありません。ある案件に対しての仕事が終われば解雇される身です。

 

 3月からはニートです。

 ですが、単なるニートではありません。

 僕は、哲学者兼芸術家の弟子です。

 

 師匠は、家とはべつに山を所有し、そこにアトリエをかまえています。

 今、そのアトリエを改築してシェアハウスにする計画をたてています。

 今夏には完成する予定です。

 

 師匠の夢は、国内外のさまざまな経歴を持った芸術家にそのシェアハウスで過ごしてもらい、いっしょに議論したり、作品をつくったりするなかで、新しい芸術や概念を生み出すことです。

 この前、ZOZO TOWNの前澤社長が月旅行にさまざまなアーティストをお供させることを話していましたよね。月に行くことがアーティストの創作のインスピレーションにつながれば、ということらしいです。

 

 今、人工知能が社会を大きく変えつつあります。

 10年後がどんな未来になっているかまったく想像がつかないですが、今とはまったく違う風景になっていることは確かでしょう。

 オックスフォード大学の調査によれば、10年後には今ある職業の約50パーセントが人工知能にとって代わられるそうです。

 つまり、社会における人間の役割がどんどん縮小していくということです。

 

 師匠や前澤社長が新しい概念をつくり出したいと思うのは、このままでは何もかもが人工知能にとって代わられてしまうという危機感を持っているからなのかもしれません。

 だからこそ、創造のプロである芸術家やアーティストとともに、人工知能には生み出せない「何か」を生み出したいのだと思います。

 

 僕は哲学者です。10年後も哲学者です。

 10年後、僕もシェアハウスに集まる芸術家やアーティストとともに、人工知能には生み出せない「何か」を創造することができたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

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